淡路島の鍼灸治療院から派生した、大阪の治療院です。本人と同様、技術を重視した施術方針は一切変わらず、さらに専門的な治療を行える治療院としてリスタートしました。
施術メニューは淡路島本院を引き継ぎつつ、対応できるメニューがさらに充実し、人口に比例して競合が多い大阪の治療院の中でも、他で対応できなかった際の駆け込み寺としてお客様にご予約いただく事をブランディングの方針としました。
豊富なメニューがあるため、本来は掲載する施術を絞り込む方が良しとする方も多くいらしていると考えますが、死角がない程の対応をアピールするためにも、情報量を信頼の証(権威性をアピール)とする事に決めました。詳細を知りたい方はホームページを訪問の上、読みやすい文字サイズで閲覧してください、という狙いも込めてあります。
表面
裏面
本院と共通の色味にする事で、お近くの方をご利用くださいとする事もできますし、権威性=そっけない印象にならないよう、色数にも気を払うことで、見やすさと柔らかな印象を与えるように工夫しています。
大阪と京都の中間点となる枚方の住宅街という立地
大阪は西日本で最大の商業圏であり、比例して人口も多いのが特徴です。そのため、サービス業も必然的に多くなり、様々な業界で競合が多く存在します。その大阪の商圏の中でもベッドタウンとされる枚方市で、さらに主要な電車での来店はかなり大変な事が多く、基本的には近隣に住まわれている方、もしくは車で来店できる方向けにアピールする事から戦略を練り始めます。
最寄りのいずれの駅付近には身体の施術を行う店がたくさん揃っています。あん摩マッサージや鍼灸院のほか、エステや美容外科なども競合になります。中でも個人が経営する店は新旧問わず、いずれも価格競争を巻き起こしており、価格で抵抗するとなるとかなり根を下げる必要が出てくるため、そこに戦略を据えるわけにはいきません。様々な症例に対応できる技術と経験をアピールしつつ、相談しやすい環境の用意も必要です。なので、単純に駅前にある競合店のやり方やデザインを真似るのではなく、潜在的なニーズを汲み上げるため、訪問者や潜在顧客層をビッグデータから洗い出し、一番収益化の可能性が高い施術から強くアピールしていく、データ解析を最優先で行い続けます。
大阪市内での競合の需要と、実際の集客率を推察し、戦略に活用する
大阪と京都の中間に位置する枚方市内の身体に関する需要と、大阪全体での需要との違いを検証するため、集計したビッグデータを解析を行なったところ、とくに美容鍼について強い影響力がある事がわかりました。この時点で競合を美容外科と仮定し、美容外科には出せない強みを洗い出します。
検証と改善を繰り返し、着実にできるところから影響力を高めていく事で、たとえばホットペッパーでクーポン値引きを狙う客層の内、いくつか回ったけど改善しなく、他に頼る事がなくなった人が検索して問い合わせをしてくる流れを生み出す事に成功します。
デジタルに特化させた理由
以上のように、単に印刷予算を下げるためにデジタルツールを活用するのではなく、マーケティングでの判断材料にする集計結果からの統計分析と、シェアしやすい環境を整えるためにはデジタル強化が強いと判断した結果での導入です。来店された方の多くがデジタルに強いという事は当然なく、紙もののツールや来店しやすいための誘導する何かも必要になります。状況や事業拡大の段階に応じて、適宜、ツールを用意していくのも、とても大切な事です。これらの事から、たとえ同じ地域でも立地や状況に応じて、やり方や対応方法も全く変わってくるという事を理解していただけましたら幸いです。他がやってるからうちも、、という安易な方法では、基本的には真似になりますので、当然ながら埋もれやすくなりますので、お気をつけください。まずはご相談ください。
| 媒体 | 仕様 |
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| パンフレット |
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