淡路島で創業された機械設計の工場のブランディングをお任せいただきました。
お話をいただいた時点ではすでに創業後で、ホームページも既に開設されていました。最初は、ロゴと紙のパンフレットの発注をいただきました。
シンボルロゴの開発
当時、機械メーカーは多くが英字表現の社名ロゴを採用していました。海外にも目を向けた方針で策定されたと推察しますが、私はコスト面からみても、信頼性をとっても、まず日本に定着する事が先決であると捉える事にしました。
当時は、英語表記で社名を表記されていました。ですが、英語表記ですと将来を見据えた場合、海外の企業の中に埋もれてしまう可能性が高いため、日本のモノづくり技術の精緻さと信頼を武器に、海外ですぐに分かるよう、敢えてカタカナで作成する事に決めました。単純に既成フォントを使用すると記憶に残りづらいため、勢いのある筆文字をベースに、オリジナルで作成しています。
外国の方からすると、カタカナ=形状から日本語と推測でき、さらに形状で認識できる事を狙っています。次回の訪問の際には、ヘルメットや営業車へ自主的に活用してくださっていました。
パンフレットを開発
シンボルとなるロゴタイプが完成したので、パンフレットの開発とホームページのリニューアルのご依頼をいただきました。
使用する素材は共通にする予定ですが、ホームページより印刷に使用する写真の方が高解像度を必要とするため、現地に飛び、必要な素材をかき集めて撮影を行ってきました。現地視察した上で、どんな写真が必要なのか、どのような解説が求められるのかを判断する必要があるため、その場で頭の脳内で完成イメージを修正していきながら撮影をおこなっていきます。
現地視察が完了した際には、事前に考えていた方向性と同じで問題ない事がわかりました。ただし、背景色を白からグレーに変更するなど、より男性的なデザインに仕上げる方が良いと考え、基本的には背景色を白以外に決めました。全体的なイメージとしては、多くの金属加工技術を組み合わせて製品化するため、金属のイメージで全体の雰囲気を統一していく事に決めました。機械開発メーカーの取引先は確実に企業様ですので、専門に特化させる方が伝わりやすいと判断し、男性向けのデザインを構築していきます。可読性や印刷時の変色も考慮し、インク量には気を払っています。
パンフレットを開発
パンフレットを開発
パンフレットを開発
パンフレットを開発
パンフレットを開発
パンフレットを開発
パンフレットを開発
兵庫県の自動機械/省力化機器の開発、製造を主業とする工場のWEBサイトです。
全体の構造やデザインはもちろんのこと、現地での撮影も行いました。
技術力の高い企業様ですので業務内容も幅広いため、自動機械を主軸にしたブランディングでまとめました。
【クライアント】株式会社ムカエ様
【仕様】既に稼働していたWEBサイトがあり、そちらのリニューアル依頼のため、元のシステムと連携をする必要があり、一部にその名残もあります。
